■教育行政の基本知識
教育行政に関する考え方は、世界の先進諸国にもあります。しかし、教育行政に関する基本的な考え方の相違が生じているようです。日本では、教育行政に関する事柄は、地方分権が進んでいますので、各自治体によって教育委員会が運営を行っています。各自死体によって教育行政は異なるのです。各自治体ともに、子供たちの学力向上のみならず、健全な心と体の成長、地域社会とのつながり、教育に関する環境整備を考えて教育行政を行っています。
では、諸外国ではどのような考え方をしているのでしょうか。アメリカでは、基本的に週ごとに決められた教育方針で運営が行われています。教育基本法なるような法律は存在していません。教育の理念を定めたような決め事は無いのです。同じくイギリスでも、教育理念を定めたような法律は存在しません。
成長著しい中国はどのようになっているのでしょう。1980年代以降、中国では、教育に関する法律の制定が進んでいます。国家を挙げて教育レベルを向上させようとしているのです。
また、お隣の国、韓国では、基本的な教育の法律が出来上がっています。しかし、制定以来何十回も改正を繰り返しているので、基本的な教育方針がしっかりと機能しなくなったために、1997年に全面的に法律改正が行われています。